2013年8月2日金曜日

定禅寺通りのケヤキ並木の枝打ち


 定禅寺通りのケヤキ並木の剪定作業です。高所作業者を使用しての大仕事です。

 定禅寺通りのケヤキ並木について
 東二番丁通り(勾当台通り)より、当店がある西公園通りとの交差点までの定禅寺通りの西側部分は、ケヤキの街路樹が、通りの両側の歩道にそれぞれ1列ずつ、中央分離帯に2列の計4列並んでおり、枝葉が通りの上部の全てを覆っています。その景観の美しさから、日本の道100選に選ばれているようです。
 この並木は、空襲によって市の中心部が焼失した後の戦災復興事業の区画整理により、拡幅された定禅寺通に昭和33年に植えられ現在にいたっています。今では完全に通りを覆うほどの巨木に育っていますが、住友林業のホームページには、ケヤキは1000年以上も生きると書いてあったので、それからいえば定禅寺通りのケヤキはまだまだ子供です。どちらにせよこの厳しい市街地の環境の中で育つその生命力には脱帽です。もちろん人による適切な管理の努力があってこそかもしれませんが。

ケヤキ(欅)
ニレ科の落葉高木。
学名:Zelkova serrata
英名:Japannese  zelkova  (ジャパニーズ ゼルコバ)
分布:東アジアの一部、日本(本州、四国、九州)

野外植物民俗事苑には
古名をツキ(槻)といって弓材にしたと『延喜式』(平安時代中期に編纂された格式)にも載っていると、記載されています。又、神が宿る木として、神社のご神木になっているものも多いとも記載されています。

ケヤキ材は、堅くて摩耗に強いので家具・建具等に使われます。
日本家屋の建築用材としても古くから多用され、神社仏閣などでも使用されてきました。
現在は高価なためなかなか一般の住宅では使えなくなっているようです。



参考文献
*フリー百科事典『ウイキペデイア(Wikipedia)』 
*野外植物民俗事苑



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