2014年2月27日木曜日

春の息吹(2)オオイヌノフグリ?

 定禅寺通りから歩いて10分ほどの仙台城趾の大手門跡の石垣で撮影しました。オオイヌノフグリだと思います。ちょうど南向きの石垣が風邪よけになり暖かいのでしょう。そこだけ咲いていました。


 オオイヌノフグリ(学名 Veronica persica)はゴマノハグサ科クワガタソウ属の越年草、路傍や畑の畦道などに見られる雑草です。ヨーロッパ原産で、アジア(日本を含む)、北アメリカ、南アメリカ、オセアニア、アフリカに外来種(帰化植物)として定着しています。日本では全国に広がっていますが、最初に確認されたのはのは1887年の東京であるといわれています。
 越年草なので、越冬して真っ先に咲くようです。花は小さくて1日でしぼんでしまいますが、よく見ると可憐できれいな花です。

2014年2月23日日曜日

春の息吹!コンテナのクロッカス。


 店頭のコンテナで見つけました。クロッカスのつぼみです。今年は2月に入り例年になく雪が多く寒い日が続いていますが、春はもうすぐそこのようです。

 クロッカス(英: crocus)は、アヤメ科クロッカス属( Crocus)
の総称、または、クロッカス属の内で花を楽しむ園芸植物の流通名です。ちなみに秋にさくサフランもクロッカス属です。花を薬用やスパイスとして用いるサフランに対し、クロッカスは早春に咲き、観賞用のみに栽培されるため、春サフラン、花サフランなどと呼ばれています。水栽培などでもよく栽培されています。

参考:フリー百科事典ウイキペデイア

2014年2月16日日曜日

日本のフィギュアスケート発祥の地、五色沼

 羽生選手、金メダルおめでとうございます。今回の記事は、日本のフィギアスケート発祥の地といわれている仙台城の掘跡の五色沼です。前回ご紹介した大橋を渡るとすぐ左側が五色沼です。


 五色沼は仙台城をめぐる堀の一部で、仙台城三の丸の北面から大手門隅櫓の前にかけてひろがる部分を指します。東面の堀は長沼といいます。
 五色沼は、日本のフィギュアスケート発祥の地とされています。明治時代に、旧仙台第二高等学校の生徒が、ドイツ語教師ウイルヘルにフィギュアスケートの基本を習ったのが始まりとされています。現在でも厳冬期は薄氷がはりますが(写真)、とても人が乗れるような氷ではありません。しかし、戦前は現在よりかなり寒く(このあいだ地元のテレビで、1月の平均気温で約3℃違うと解説していました。)氷の厚さも20cm程度になり、大勢の人がのっても大丈夫だったようです。
 ちなみに、第2回全日本フィギュアスケート選手権大会(1931/1932年)がこの五色沼で開催されたとの記録があります。この写真からはとても想像できませんね!
 この縁か、仙台からは有名なフィギュアスケート選手が何人も輩出しています。金メダルの荒川静香選手、羽生選手もそのうちの一人です。
 



2014年2月13日木曜日

雪の中の”ループル仙台”バス

 定禅寺通りのメデイアテーク前で撮影した”ループル仙台”バスです。

 ”るーぷる仙台”は、市内中心部のオススメ観光スポットを循環するバスです。また,一日乗車券があればどこからでも乗り降り自由で便利です。仙台駅を起点に、瑞鳳殿、博物館、仙台城跡、東北大学植物園、美術館、大崎八幡などの仙台市の観光スポットを巡っています。定禅寺通りも通過します。1日乗車券は600円でお得です。是非一度乗車してみてください。仙台のよさが実感できます。

2014年2月10日月曜日

大雪の朝の定禅寺通り

 NHKのニュースによれば、仙台市では一時、積雪が35センチに達し、昭和11年以来78年ぶりの大雪になっているそうです。写真は9日の朝の定禅寺通りです。

9日の朝は一面の白銀の世界でした。雪がふると音が消えるのでとても静かでした。関東の一部では観測史上初めての積雪のところもあるようです。
 ちなみに、仙台での最大積雪量は1936年(昭和11年)の41cmだそうです。豪雪地帯の方には怒られそうですが、本日はみs雪かきが大変でした。



2014年2月4日火曜日

定禅寺通り界隈の風景(6)大橋

 前回ご紹介した、大町交差点から青葉城方面に進むとそこは大橋です。

 大橋は、17世紀の初めに西の仙台城大手門と東の仙台城下を結ぶために架けられたとされています。広瀬川は洪水が多く、大橋は何度も流されては架け直されています。江戸時代の橋は今の橋の北側にあり、現在も、岩を掘り込んだ昔の柱跡が穴になって残り、増水時でなければ橋の上から見ることができます。
 寛永元年(1624年)には、ポルトガル人のカルバリオ神父と八人の日本人キリシタンが捕らえられ、大橋の下で冬の広瀬川に浸される責めを受け、殉教したことが史実として残っています。昭和46年(1971年)に建てられたキリシタン殉教の碑が、橋から東岸北側に降りたところににひっそり建っています。
 大橋のたもとからは広瀬川の河原におりることができます。撮影した日は冬の穏やかな日で、川面にはカモなどの水鳥が群れていました。現在の橋は1938年(昭和13年)にかけられたコンクリートの橋です。鉄筋コンクリートのアーチ橋で、親柱、灯篭、高欄に和風の装飾を凝らしています。
  参考:フリー百科事典ウイキベデイアより