2014年2月16日日曜日

日本のフィギュアスケート発祥の地、五色沼

 羽生選手、金メダルおめでとうございます。今回の記事は、日本のフィギアスケート発祥の地といわれている仙台城の掘跡の五色沼です。前回ご紹介した大橋を渡るとすぐ左側が五色沼です。


 五色沼は仙台城をめぐる堀の一部で、仙台城三の丸の北面から大手門隅櫓の前にかけてひろがる部分を指します。東面の堀は長沼といいます。
 五色沼は、日本のフィギュアスケート発祥の地とされています。明治時代に、旧仙台第二高等学校の生徒が、ドイツ語教師ウイルヘルにフィギュアスケートの基本を習ったのが始まりとされています。現在でも厳冬期は薄氷がはりますが(写真)、とても人が乗れるような氷ではありません。しかし、戦前は現在よりかなり寒く(このあいだ地元のテレビで、1月の平均気温で約3℃違うと解説していました。)氷の厚さも20cm程度になり、大勢の人がのっても大丈夫だったようです。
 ちなみに、第2回全日本フィギュアスケート選手権大会(1931/1932年)がこの五色沼で開催されたとの記録があります。この写真からはとても想像できませんね!
 この縁か、仙台からは有名なフィギュアスケート選手が何人も輩出しています。金メダルの荒川静香選手、羽生選手もそのうちの一人です。
 



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