2013年7月23日火曜日
7月の勾当台公園 アジザイの花
勾当台公園のアジサイです。関東以西は既に梅雨明けで猛暑が続いているようですが、ここ宮城はまだアジサイが満開です。
アジサイ(紫陽花、学名 Hydrangea)はアジサイ科アジサイ属の植物の総称です。学名は「水の容器」という意味で、そのまま「ヒドランジア」あるいは「ハイドランジア」ということもあります。一般的に植えられている球状のアジサイはセイヨウアジサイ(ヒメアジサイ・テマリ咲きアジサイは別)であり、日本原産のガクアジサイ(Hydrangea macrophylla)を改良した園芸品種です。
アジサイ属は、落葉と常緑の灌木、小木約100種類が中国、日本、ヒマラヤ山脈、インドネシア、南北アメリカに分布しています。多くのアジサイは花を鑑賞するために栽培されています。西洋では、北米原産のHydrangea arborescens(ワイルドヒドランジア)は北米先住民の薬用ハーブで、根が尿路結石の治療薬として利用されてきました。日本では、日本原産のガクアジサイ(Hydrangea macrophylla)の変種のアマチャ( Hydrangea macrophylla var. thunbergii)の葉がお茶として利用されてきました。
牧野和漢薬草大図鑑には、アジサイの花と葉を紫陽花といい解熱剤として利用すると記載されています。
記 阿部俊暢
参考資料
*英国王立園芸協会ハーブ大百科
*牧野わかn
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