2013年9月6日金曜日

道端の薬草(15) ヘクソカズラ


 西公園の空地で撮影しました。ヘクソカズラだと思います。なんか可哀想な名前ですが、よく見るとなかなか味のある花です。ヤイトバナ、サオトメバナなどの名もあります。

 ヘクソカズラ(学名: Paederia scandens)は、アカネ科ヘクソカズラ属の蔓性多年草です。北海道から沖縄までの山野に自生しており、植物全体に悪臭があることから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名があります。花は夏に咲き、外面白色で内面は紅紫色(写真参照)を帯び、その花の優しい色や姿からサオトメバナとも呼ばれています。

球形で黄色、直径5mmの果実は、生薬の鶏屎藤果(ケイシトウカ)として知られています。牧野和漢薬草大図鑑には以下のように記載されています。
【薬効と薬理】果実の成分には抗菌作用があることが知られている。根には下痢止め、あるいは腎臓脚気などに利尿薬として効果がある。
 
                            記 阿部俊暢

参考資料
*牧野和漢薬草大図鑑
*野外植物民俗事苑

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