2013年10月4日金曜日

秋の定禅寺通り ヒガンバナ


 いつも撮影する三越前の定禅寺通り中央緑地で撮影しました。ヒガンバナの群生です。

 ヒガンバナ(彼岸花、学名 : Lycoris radiata Herb)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年球根植物です。本州から沖縄および中国の暖帯、温帯に自生しています。リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ )とも呼ばれています。野外植物民俗事苑には、”古くから民衆に親しまれてきた草花で、収録した方言は600を超える多さである。”と記載されています。
 秋に未だ葉が芽を出さないときに、花茎を地上に30cmくらい伸ばして真っ赤な美しい花を咲かせます。全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイド(リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリンなど)を多く含む有毒植物です。誤食した場合は吐き気や下痢、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死にいたることもあります。
 牧野和漢薬草大図鑑には、以下のように記載されています。
【薬用部分】鱗茎(石蒜:せきさん)
【薬効と薬理】鱗茎から得られたアルカロイドには鎮痛、降圧、催吐、去痰をはじめ様々な薬理作用があることが知られている。リコリンは市販のヒドロコリン(アメーバ赤痢の薬)や吐剤、去痰薬ねどの製剤原料に用いる。そのほか、民間では腎炎、膀胱炎などの身体のむくみを除き、また肩こり、乳房炎、乳腺炎の湿布に用いる。
 民間での使用については同様の記載が、野外植物民俗事苑にもあります。

                              記 阿部俊暢

参考資料
*牧野和漢薬草大図鑑
*野外



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