2013年10月22日火曜日

道端の薬草(19) セイタカアワダチソウ?


西公園の工事中の空地で撮影しました。セイタカアワダチソウだと思います。
セイタカアワダチソウ(学名:Solidago canadensis var. scabra または Solidago altissima)は、キク科アキノキリンソウ属の多年草です。北アメリカ原産で、日本では切り花用の観賞植物として導入された帰化植物で、今では北海道から沖縄まで自生しています。
 日本では帰化植物として嫌われがちですが、英名をゴールデンロッドといい、ドイツ薬局方に記載され、ドイツEコミッション(ドイツ薬草委員会)が承認したれっきとした薬用ハーブです。
 牧野和漢薬草大図鑑にも記載がありますが、薬効は不詳とされており日本では使用されていないようです。
同属(アキノキリンソウ属)の近縁種であるアキノキリンソウは、日本に自生しており、根を含む全草が一枝黄花( イッシオウカ)という生薬名で薬用に利用されています。

                                   記 阿部俊暢

参考資料
*牧野和漢薬草大図鑑
*ABC(American Botanical Council)Webページ

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