北国の遅い春ももうすぐそこです。仙台市役所前の芝生のまわりの植え込みで撮影しました。葉の形よりホトケノザだと思います。
ホトケノザ(仏の座、学名: Lamium amplexicaule)は、シソ科オドリコソウ属の一年草あるいは越年草です。アジアやヨーロッパ、北アフリカなどに広く分布しており。日本では、北海道以外の本州、四国、九州、沖縄に自生しています。道端や田畑の畦などによく見られる雑草です。
春の七草の一つに「ほとけのざ」がありますが、これは本種のことではなく、標準和名をコオニタビラコというキク科の植物です。本種は食用にはならないので注意が必要です。
オドリコソウ(Lamium)属の植物は世界に約40種類あります。ほとんどが道ばたでよく見られる雑草です。オドリコソウ(Lamium alubum)は、観賞用の品種もあり、ハーブ大百科(英国王立園芸協会)には、”中世より婦人科系の疾患に使用されてきた。花は美味なハーブテイーになる。”と記載されています。
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