2012年9月19日水曜日

ツユクサ?


 勾当台公園の噴水そばで撮影しました。普段は雑草して見慣れているツユクサも花の少ないこの時期にあらためてみるとなかなか味のある植物です。
 ツユクサ(Commelina communis)はツユクサ科ツユクサ属の一年生植物です。日本全土、アジア全域、アメリカ東北部など世界中に広く分布しています。畑の隅や道端で見かけることの多い雑草で、6~9月にかけて1.5~2cmほどの青い花をつけます。
 花の青い色素はアントシアニン系の化合物で、着いても容易に退色するという性質を持っています。ツユクサは古名前をツキクサともいいますが、これは「着草」の意味で、染料に使ったことからこの名がついたといわれています。
 牧野和漢薬草大図鑑には、全草を鴨跖草といい、薬理効果についての詳細は不明であるが、民間的に、解熱、消炎、止瀉などの作用があるとされる。と記載されています。また、5〜8月までの柔らかい葉は、ひたしものやサラダにして食用になるとあります。
 鴨跖草はネット通販で手に入るようです。

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