西公園のこけし塔
西公園の北側、ちょうど定禅寺通りが突き当たる付近に静かにたっています。
なぜ、西公園にこけしかと思いますが、立て看板には、”昭和36年、宮城県の観光広報のため、仙台商工会議所が中心になって設置された鋳物のこけしである、こけしの高さ7.4m、重さ8t で、鳴子こけしを基に、山形県山形市で鋳造され、漆塗装されている。台座は秋保石で高さ2.4mである。こけしは関山峠を超えてはこばれ、三日がかりで建立されたと伝えられている。”と書いてあります。
こけし
こけしとは、江戸時代末期(化政文化期)頃から、東北地方の温泉地において湯治客に土産物として売られるようになった轆轤(ろくろ)引きの木製の人形玩具です。
伝統こけしは産地によって特徴に違いがあり、産地によって主な十系統に分類することが出来ます。宮城県には、そのうち、鳴子、作並、遠刈田、弥治朗の4系統があります。こけしが、いつ、どこで発祥したかの謎は、長く解けないままでいる。
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