2012年9月13日木曜日

広瀬川雨水第2幹線


広瀬川雨水第2幹線吐出管理棟
 市民会館の側の西公園の中にひっそりと立っていました。雨水幹線とは、市街地に降った雨水を集めて排するための設備です。よ
く大雨の時に側溝から雨水があふれて水浸しになっていることがありますが、降った雨は、道路の側溝から公共雨水ますに集められ、雨水管を通って速やかに排水されます。雨水管は、地上に小河川のような水路として設けられる場合と、地下に設けられる場合があります。広瀬川雨水第2幹線は、仙台市中心部の雨水を集めて広瀬川に排水するための施設です。雨水は地下に埋設された雨水幹線に集められて、最終的に定禅寺通りの突き当たりのこの場所で広瀬川に放流されています。その吐出口の管理をこの施設で行っているというわけです。

 かつては、都市部の下水道は、家庭などよりの汚水と雨水を一緒に処理する方式が普通でしたが、いまでは、汚水と雨水を別の水路で集め、雨水はそのまま、汚水は浄化処理して放流する分流式が主流となっています。現在新設される下水道ではほぼ全てがこの方式によります。



0 件のコメント:

コメントを投稿