七夕の朝の一番町 |
七夕前日の朝の一番町 |
七夕前日の朝の一番町
定禅寺通り側から朝の一番丁通りを撮影しました。明日からの七夕でのにぎわいがうそのように、ひっそりとしていました。
一番町(いちばんちょう)は、仙台市青葉区の東一番丁通り沿いにある町名、またはそこに存在する商店街のことです。仙台市都心部に位置し、同市を代表する商業地のひとつです。現在の一番町は、かつての東一番丁を起源としています。区域内を南北に走る一番丁通りが、かつての東一番丁です。
仙台地名考(菊地勝之助著:仙台•宝文堂)には、仙台城下創設の際に、芭蕉の辻を中心として、東に順次割り出されたのが東一番丁から二•三•四•五番丁であり、昔は東一•二•三番丁ともに百騎丁といったと記載されています。このことより、東一番丁は江戸時代には中級以下の家臣が住む侍町であったことがわかります。
その後、明治時代になり、困窮した士族(旧仙台藩士)の失業対策として商売をさせたのが始まりで、以後、東一番丁沿いには、芝居小屋、映画館、寄席、喫茶店、芸妓置屋、露店などが立ち並ぶようになり、藩政時代以来の商業中心地だった国分町の裏町、新興の商店街として賑わうようになったようです。
戦後、アーケードが完成し、1979年には自転車を含む車両の進入規制がしかれて歩行者専用道路化し、買物公園としてアーケードの改装、街路樹やストリートファニチュアなどが設置され現在にいたっています。
一番町と一番丁通り、まぎらわしいですが、町名は一番町で通り名は一番丁通りと使い分けるのが正解のようです。、江戸時代の侍町の名残りである「丁」が、町人町を示す「町」に書き換えられ、「丁」は通りに名を残すこととなっているようです。
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