2012年8月18日土曜日

セミ


西公園で撮影したセミの抜け殻です。
都会の中の定禅寺通りも姿はみかけませんが、うるさいくらい鳴き声は聞く事ができます。
セミ(蟬・蝉)は、カメムシ目(半翅目)・頸吻亜目・セミ上科(Cicadoidea)に分類される昆虫の総称で、「鳴く昆虫」の一つとして知られています。
日本では約30種類が知られていますが、定禅寺通りで鳴き声を聞くことができるのは、
アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシの3種です。
セミの抜け殻は中国で古くから蝉蛻(せんたい、または、ぜんたい。蝉退とも書く)という生薬として使われており、止痒、解熱作用などがあるとされています。ちなみに日本で使われる蝉退配合の漢方方剤に消風散があり、アレルギー性の湿疹によく使われているようです。

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