2012年6月23日土曜日

ノカンゾウ?




ノカンゾウ 
和名 : ノカンゾウ
学名 : Hemerocallis fulva var. longituba
分布 : 中国、朝鮮半島、日本、サハリン
自生地 : 日本では本州以南の原野などに群生する。


定禅寺通り中央緑地の東のはずれ、三越の前に群生して咲いていました。一般的な写真に比べてかなり色が黄色ですが、花の色は濃淡があるとあるので多分ノカンゾウ(野萱草)だと思います。
ノカンゾウは、夏、日本全国の野原の湿った場所で、花茎の先に橙色の一重の花を咲かせるユリ科ワスレグサ属の多年草です。八重咲きのヤブカンゾウはワスレグサ(忘れ草)とも呼ばれています。高原で花を咲かせるニッコウキスゲ(日光黄菅)も同属です。
全草及び蕾を乾したものを、生薬名金針菜というとありますが、最新薬用植物学(廣川書店)、薬草図鑑(伊沢凡人:家の光協会)には記載されていませんでした。ネット上の検索では、本種(ホンカンゾウや他の種類の記述もあり)の生、および乾燥した蕾を金針菜といって、薬用および料理用に販売していました。料理用は特に台湾などでは普通に売られているようで、スープやいためものに使用するとのことです。一度食べてみたいものです。


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