2013年6月4日火曜日

初夏の西公園(1) フジ?


 西公園で撮影しました。初夏の代表的な花です。古くから我々日本人に親しまれた花であり、万葉集ではフジを詠んだ歌が26首あり。
 フジ(藤、学名: Wisteria floribunda)は、マメ科フジ属のつる性落葉低木です。日本固有種で、本州、四国、九州の山地にはえ、しばしば観賞用に植栽されています。
花期は5-7月、花は紫色か白色で花序は長くしだれて20cmから80cmに達します。
 樹皮にできる瘤を藤瘤(トウリュウ)といい民間薬として使用されています。牧野和漢薬草大図鑑には以下の記載があります。
”薬効と薬理:薬理作用およびその効果に関しての詳細は不明だが、民間的に消炎、止瀉などの効果があるとされ、下痢止め、口内炎、歯肉炎、扁桃炎などに用いられる。”
”藤瘤は民間で胃がんに用いられるが、効果は必ずしも明らかでない。”
                          記 阿部俊暢

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