2014年4月19日土曜日

春本番の定禅寺通り(2)勾当台公園のツクシとスギナ

勾当台公園の噴水脇のロックガーデンで撮影しました。
ツクシ(土筆)は、トクサ科トクサ属の植物の1種であるスギナの胞子茎(または胞子穂、胞子体)です。ツクシが成長し胞子を放出した後、それとは全く外見の異なる栄養茎を伸ばします。これが一般的にスギナとして知られている食物です。鮮やかな緑色で丈は10 - 40cm程度。主軸の節ごとに関節のある緑色の棒状の葉を輪生させます。上の節ほどその葉が短いのが、全体を見るとスギの樹形に似て見えるのでスギナの名があります。写真のツクシのまわりにもうたくさん見る事ができます。
 ツクシは春の季語であり、古くから親しまれてきたため、500以上の方言が存在します。ツクシは春の山菜としても親しまれています。袴を取って茹でて灰汁を抜き、だしで軟らかく煮たり、佃煮にしたりして食用とします。野外食物民俗事苑には、特に愛知県で好まれていると記載されています。

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