2014年4月22日火曜日

春本番の定禅寺通り(3)道端のタンポポ

定禅寺通りの歩道脇の植栽で撮影しました。

 タンポポ(蒲公英)は、キク科タンポポ属 (Taraxacum) の多年草の総称です。日本には大きく分けて、古来から日本に生育していた在来種と、近世に海外から持ち込まれた外来種が生育しています在来種は外来種に比べ、開花時期が春の短い期間に限られ、また、在来種は概ね茎の高さが外来種に比べ低いため、生育場所がより限定されます。最も一般的で夏場でも見られるタンポポは概ね外来種のセイヨウタンポポです。
  この写真は、たぶん外来種のセイヨウタンポポ(Taraxacum officinal)だと思いますが、低温に弱く、初春から初夏にかけての寒暖差が激しい条件下では生育できない場合も多いといわれています。この写真ではよく確認できませんが、草丈が低く萼もそりかえっているようには見えないので、在来種のカントウタンポポ(Taraxacum  platycarpum )かもしれません。近年は、雑種も多いとのことなのでよくわかりせん。
 

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