ウメ(梅:Prunus mume、英:Japanese apricot[1])は、バラ科サクラ属の落葉高木です。現代では春の花見といえばサクラですが、ウメはいにしえから日本人に愛されてきた花です。ウメは中国原産、古い昔に薬用として中国より渡来したといわれています。ももとも一重咲きの1種だけであったと思われますが、現在では品種改良が進みたくさんの品種があります。
未熟な青い果実を日干しにしたものを烏梅(ウバイ)といい生薬として使用されています。その酸味に清涼、収れん作用があり、解熱、鎮咳、去痰、吐気止め、下痢止め、回虫駆除、整腸などに単味または処方中で応用されています。しかし、その未熟果には有毒成分の青酸配糖体であるアミダグリンが含まれており、中毒には注意が必要です。
0 件のコメント:
コメントを投稿