◎東北大学植物園のあらまし
この植物園は,昭和33年(1958年)に東北大学が研究と教育のために設立した自然植物園です。この地は,仙台城址背後の御裏林,通称青葉山と呼ばれる丘陵地ですが,今日までほとんど人手が加えられることが無かったため,仙台地方の丘陵地の自然植生であるモミの美林が残されています。またこのモミ林を始めとして,園内には動植物には学術上貴重なものがたくさん存在することから昭和47年(1972年),植物園としてはわが国で初めて天然記念物に指定されました。人口100万人の仙台市の市街地からすぐの場所ですが、訪れると鳥のさえずりが聞こえるほど静かで、色とりどりの花が咲き、その豊かな自然に驚かされます。又、広大な園内(約52万㎡)の中には、手頃な散策コース(1週70分程度)や芝生の広場などもあり、とりたて植物に興味のない方でもお勧めの場所です。本館の資料*1も充実しています。
現在はまだ冬季閉園中で、今年は4/1日開園予定です。都心からすぐの場所にかかわらず静かでリラックスできる仙台近郊の穴場です。是非訪れてみてください。
☆植物園の情報
■東北大学植物園(問い合わせ先)
〒9800862 宮城県仙台市青葉区川内12-2
TEL:022-795-6760 FAX:022-795-6766
http://www.biology.tohoku.ac.jp/garden/
■開園期間 春分の日(3月21日)~11月30日
*今年は4/1日開園予定のようです。
■開園時間 午前9時~午後5時
■休園日 毎週月曜日
■入園料金
個人:大人220円 小人(小・中学生)110円
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