2013年5月25日土曜日

宮城県庁前のクレノユキツツジ


 宮城県庁前のバス停付近で撮影しました。植え込みの一面の白色が見事です。植物を表示してある掲示板には、クレノユキツツジと書かれていました。
 クレノユキツツジは、クルメツツジの園芸品種のひとつと思われます。
 Web上の園芸サイトによれば、クルメツツジは、先日ご紹介したキリシマツツジ系統の園芸品種です。江戸時代に久留米地方で作られたためにその名がついたといわれています。クルメツツジは小輪多花性で、開花期には樹冠全体が花に覆われるように咲きます。花色は豊富で、紫紅、桃、白、紅、紫など多彩です。庭木として広く利用されますが、鉢植えにも好適な種類です。欧米でも庭木として広く栽植されています。
 キリシマツツジ(学名:Rhododendron × obtusum )は、別名キリシマ、ホンキリシマ、サタツツジなどともいわれます。九州に自生するヤマツツジ(山躑躅)とミヤマキリシマ(深山霧島)との交配種で、 江戸時代の寛永年間(1624~1644)に、薩摩で作出されたと言われています。たくさんの園芸品種があります。

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