2011年4月29日金曜日

定禅寺通グリーンベルトの野草(2)

ハコベ

植え込みのツツジの下でひっそりとさいていました。子供の頃、飼っていた小鳥のために毎日採っていたのをなつかしく思い出しました。


ハコベ:出典 フリー百科事典『ウイキペデイア(Wikipedia)』より
ハコベとは、ナデシコ科ハコベ属(Stellaria)の総称のこと。単にハコベというときは、ハコベ属の1種であるコハコベのことを指すことが多い。

利用:
・春の七草のひとつ。おひたしなどにもできる。
・小鳥のエサ(野菜のかわり)

薬用:生薬名 繁縷(はんろう) 
利尿作用、浄血作用 民間薬的なもので漢方ではまずつかわれないようである。

メデイカルハーブ 出典 英国流メデイカルハーブ より 
ハーブ名  チックウイード
作用 抗潰瘍・抗リウマチ
使用法:浸剤、チンキ

ネット上ではハーブテイーがむくみ、ダイエットのハーブとして販売されている。
フラワーエッセンスにもチックウイードがあるようである。


2011年4月27日水曜日

定禅寺通りグリーンベルトの野草(1)

定禅寺通グリーンベルトのタンポポ
定禅寺通りグリーンベルト(定禅寺通緑地)でタンポポの花をみつけました。

タンポポ
タンポポは、キク科タンポポ属(Taraxacum)の総称である。
多くはユーラシア大陸に自然分布する。日本には古来から生育していた在来種と、外来種が生育しているが、一般的に見られるのは外来種のセイヨウタンポポが多い。
英語名はダンデイライオン。フランス語で「ライオンの歯」を意味するダン=ド=リオンに由来するが、これはギザギザした歯がライオンの牙を連想させることによる。

利用
食用:セイヨウタンポポの葉は古くからヨーロッパや中東で食用として利用されており、多少の苦味があるが、サラダなどにする。セイヨウタンポポは、明治初期に北海道にサラダ菜と導入したものが繁殖したものともいわれている。

タンポポコーヒー:タンポポの根を炒ったもの。ノンカフェインのヘルシーコーヒーとして人気。

タンポポワイン:アメリカ合衆国の一部で作られる。

生薬名:蒲公英(ホコウエイ)全草 蒲公根(ホコウコン) 根
用途 健胃 利尿 催乳など

メデイカルハーブ(日本メデイカルハーブハーブ協会 公式検定テキストより)  
ダンディライオン(タンポポ)
使用部位:根
主要成分:イヌリン タラキサステロール タラキサシン フェノール酸
ミネラル(カリウム、カルシウム)  など
作用:強肝 利胆 緩下 催乳
適応:肝胆系不調 便秘 消化不良 リウマチ 


参考文献:フリー百科事典『ウイキペデイア(Wikpedia)』 ほか


2011年4月22日金曜日

定禅寺通り


ケヤキ並木が芽吹き始めた定禅寺通り


定禅寺通りについて

定禅寺通は、仙台市青葉区にある「杜の都・仙台」を象徴する並木道の1つであり、同市で開催される都市イベントの会場となることも多い道路である。仙台市都心部を東西に貫き、西公園通りとのT字路から駅前通りとの変則四叉路までに及ぶ。

1.定禅寺通りの名前の由来は?
1601年(慶長6年)、仙台城の鬼門封じのために「定禅寺」が開基され、その参道として整備されたのが現在の定禅寺通りの始まりとされる。江戸時代は、「定禅寺通」および「定禅寺通櫓丁」が存在していたが、第二次大戦後に幅12m
のそれらの道路を46mに拡幅し、新たに植栽を施すなどの整備をした。その後両側などを合わせて「定禅寺通」の愛称名がつけられた。

2.定禅寺はどこにあるか?
 定禅寺は、かつての仙台藩・陸奥国領仙台城下町にあった真言宗の寺。現在の青葉区本町3丁目の仙台合同庁舎の敷地を中心に、宮城県庁舎にかけて寺域が広がっていた。1601年から、伊達政宗の命により、仙台城及び仙台城下町の建設が始まるが、定禅寺も同年、同城の鬼門封じ(注:北東の方角)のために開基された。そのため、段丘崖を上がる階段、および定禅寺は、仙台天守台から北東に一直線に引いた線上に一直線に並んでいた。仙台藩時代は「一門格」に選ばれる格式の高い寺であった。
 明治維新後の1870年に定禅寺は炎上・焼失し、戊辰戦争により仙台藩という後ろ盾を失った定禅寺はその後復興することができず、1873年に廃寺となった。

3.けやき並木について
 東二番丁通りより西側部分は、ケヤキの街路樹が、通りの両側の歩道にそれぞれ1列ずつ、中央分離帯に2列の計4列並んでおり、枝葉が通りの上部の全てを覆っている。その景観の美しさから、日本の道100選に選ばれている。
 戦後空襲によって市の中心部が焼失したため、戦災復興事業の区画整理により、新設されたのが青葉通りである。それ以外の広瀬通、定禅寺通、晩翠通り、二番丁通りなどはいずれも既存の道路を拡幅し、現在の市の中心部が形作られる。昭和25年(1950年)青葉通りが完成、少しでも潤いをもたせようと、中央分離帯にシュロ、サツキなど約200本が植えられる。これが街路樹の始まりで、紆余曲折を経て、最終的には青葉通り全体がケヤキ一色になる。定禅寺通りでも最終的にはケヤキが採用され現在にいたっている。当時は、市長や担当幹部の意見の食い違いがあったようであるが、現在のケヤキ並木をみてどう思うだろうか。

2011年4月18日月曜日

西公園のサクラ(2)




西公園のサクラが満開になりました。


西公園
西公園は、明治8年に開園した市内では最も古い都市公園です。当時は桜ヶ丘公園と称してしましたが、町の西側にあることから西公園と呼ばれるようになり現在の西公園の名称となりました。4月になると多くの人が訪れるサクラの名所としても有名です。

2011年4月15日金曜日

西公園のサクラ




サクラ(桜、櫻)
バラ科サクラ属サクラ亜属Prunus subg.Cerasus またはサクラ属Cerasusの総称。

サクラはバラ科サクラ属サクラ亜属に分類される、落葉広葉樹である。春に白色や淡紅色から濃紅色の花を咲かせ、日本人には古くから親しまれている。また、果実を食用とするほか、花や葉の塩漬けも食品などとして利用されている。
日本では固有種・交配種を含め600種以上の品種が確認されている。
3月27日はさくらの日である。1992年から財団法人さくらの会が制定した。

分布:サクラのおおもとの原産地はヒマラヤ近郊と考えられており、北半球の温帯に広く分布している。日本では少なくとも数百万年前から自生しているとされており、いくつかの固有種もみられる。日本では固有種・交配種を含め600種以上の品種が確認されている。

用途
花・景観:桜はその景観から人気が高く、多くの場場所に植えられている。近年では、サクラは街路樹に用いられる樹種として2番目に多く49万本が植えられている。

食用;桜の実は俗に「サクランボ」と呼ばれ、果実を食用とする品種も育てられている。品種はおおむねセイヨウミザクラとシナミザクラの2系統に分けられる。
花自体も塩漬けにすると独特のよい香りを放ち、和菓子などの香り付けに使われる。

それ以外の用途:材木 家具や彫刻 細工物
薫製のスモークチップ

薬用:生薬名 桜皮(樹皮) 鎮咳、去痰


精油:調べた限りではサクラから採れた100%の精油は見つけることができなかった。
桜の香りとして、数種類の精油をブレンドして似た香りにしたものや、人工の香りが販売されているようである。

宮城県の桜の名所
益岡公園(白石城)   4月上旬〜中旬
白石川堤一目千本桜   4月上旬〜中旬
榴ヶ岡公園       4月上旬〜中旬
三神峯公園       4月中旬〜5月上旬
桜づづみ公園(大崎市) 4月20日ころ
涌谷町城山公園     4月中旬〜4月下旬
薬莱山麓        4月中旬〜5月上旬


西公園の桜
西公園観桜会 4月11日(月)〜24日(日) 日没から20時まで



出典:フリー百科事典『ウイキペテイア(Wikpedia)』ほか

2011年4月13日水曜日

定禅寺通り中央緑地帯の水仙

中央緑地帯噴水のそばのスイセン


水仙(スイセン)

スイセン属:Narcisus
科名:ヒガンバナ科

スイセン属はヒガンバナ科の属のひとつ。
この属にはラッパスイセンやニホンズイセンなど色や形の異なる品種が多くあるが、この属に含まれるものを総称してスイセンと呼んでいる。

原産地:主にスペイン、ポルトガルを中心に地中海沿岸地域、アフリカ北部まで分布し、原種は30種ほど知られている。
日本においては、ニホンズイセンが古く中国を経由して渡来したと言われている。
分布は、本州以南の比較的暖かい海岸近くで野生化し、群生が見られる。越前海岸の群落が有名。

特徴:有毒植物で毒成分はリコリン、シュウ酸カルシウムなど。全草が有毒だが、鱗茎(球根)に特に毒性分が多い。致死量は10gといわれている。食中毒症状と接触性皮膚症状を起こす。葉がニラに似ており、間違えて食べ食中毒を起こすという事件が時々報告されている。

毒性成分:リコリン/ヒガンバナ科の植物(ヒガンバナ、スイセンなど)に含まれるアルカロイドで、嘔吐作用があり、大量に摂取すると死亡する。

薬用:生薬名 水仙根、水仙花
水仙根:外用薬としてできものなどに用いられる。
注:埼玉県薬剤師会雑誌より転載

精油:ナルキッソス(水仙)
抽出部位 花
抽出方法 有機溶剤抽出法
産地 フランス オランダ
作用 催眠 催淫 鎮静 痙攣 嘔吐など
注意 強力で嘔吐作用があり、使用には注意が必要。

逸話:ナルシストの語源である、ギリシャ神話の美少年ナルキソスの話は有名。


宮城県の水仙の名所:みやぎ蔵王えぼしスキー場
http://www.eboshi.co.jp/wp/green-home


出典:フリー百科事典『ウイキペデイア(Wikipeddia)』
埼玉県薬剤師会ホームページ ほか

2011年4月9日土曜日

椿の花

4/3 西公園

西公園で椿の花をみつけました。

ツバキ


ツバキ(椿)は、ツバキ科ツバキ属の植物の総称である。狭義には、ヤブツバキ(薮椿、あるいは単にツバキとも。学名:Camellia japonica)を指す。照葉樹の代表的な樹木。花期は冬から春にかけて。春の季語。海柘榴とも表記する。

用途 
材木
大木は入手しにくいので建築用にはあまり使われない。
木質は固く緻密かつ均質で木目はあまりめだたない、摩耗に強くて摩り減らない等の特徴から工芸品、細工ものに使われている。代表的な用途は印材。

木灰
日本酒の醸造には木灰が必要で、ツバキの木灰が高級とされている。

薬用
薬用部分は葉、花(山茶花)、種子。花は開花直前にとって日干しにする。種子は絞って油をとる。花はタンニンを多く含む。
花は滋養強壮、葉は止血などにもちいられてきた。


椿油(カメリアオイル)
椿油は、種子(実)から絞った油で、日本では昔から女性の黒髪を美しく保つ油として重宝されてきた。飲用や灯り用、薬として用いられたという記録もある。
特徴:浸透性にすぐれていて、乾燥肌、老化肌のスキンケアに向いている。
紫外線UVB波長を吸収する作用があるため、軽めの日焼け止めとして利用できる。
酸化しにくく、比較的長期間の保存が可能。

参考:フリー百科事典『ウイキペデイア(wikipedoa)』
アロマテラピー図鑑 
e-yakusou.com    他

2011年4月7日木曜日

ブログを開設しました。

震災後3月18日の定禅寺通り

東日本大震災におきましては皆様には心よりお見舞いを申し上げます。当店では3月16日より営業を再開いたしておりますが、これもひとえに皆様のおかげと、あらためて御礼申し上げます。
早いもので定禅寺ハーブギャラリーを開店してから今年3月でまる8年をむかえました。HPに加えブログも開設することにいたしました。定禅寺通り周辺の四季の風景や、ハーブやアロマテラピーの情報をお伝えし少しでも皆様のお役にたてればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。