サクラ(桜、櫻)
バラ科サクラ属サクラ亜属Prunus subg.Cerasus またはサクラ属Cerasusの総称。
サクラはバラ科サクラ属サクラ亜属に分類される、落葉広葉樹である。春に白色や淡紅色から濃紅色の花を咲かせ、日本人には古くから親しまれている。また、果実を食用とするほか、花や葉の塩漬けも食品などとして利用されている。
日本では固有種・交配種を含め600種以上の品種が確認されている。
3月27日はさくらの日である。1992年から財団法人さくらの会が制定した。
分布:サクラのおおもとの原産地はヒマラヤ近郊と考えられており、北半球の温帯に広く分布している。日本では少なくとも数百万年前から自生しているとされており、いくつかの固有種もみられる。日本では固有種・交配種を含め600種以上の品種が確認されている。
用途
花・景観:桜はその景観から人気が高く、多くの場場所に植えられている。近年では、サクラは街路樹に用いられる樹種として2番目に多く49万本が植えられている。
食用;桜の実は俗に「サクランボ」と呼ばれ、果実を食用とする品種も育てられている。品種はおおむねセイヨウミザクラとシナミザクラの2系統に分けられる。
花自体も塩漬けにすると独特のよい香りを放ち、和菓子などの香り付けに使われる。
それ以外の用途:材木 家具や彫刻 細工物
薫製のスモークチップ
薬用:生薬名 桜皮(樹皮) 鎮咳、去痰
精油:調べた限りではサクラから採れた100%の精油は見つけることができなかった。
桜の香りとして、数種類の精油をブレンドして似た香りにしたものや、人工の香りが販売されているようである。
宮城県の桜の名所
益岡公園(白石城) 4月上旬〜中旬
白石川堤一目千本桜 4月上旬〜中旬
榴ヶ岡公園 4月上旬〜中旬
三神峯公園 4月中旬〜5月上旬
桜づづみ公園(大崎市) 4月20日ころ
涌谷町城山公園 4月中旬〜4月下旬
薬莱山麓 4月中旬〜5月上旬
西公園の桜
西公園観桜会 4月11日(月)〜24日(日) 日没から20時まで
出典:フリー百科事典『ウイキペテイア(Wikpedia)』ほか