2015年1月10日土曜日

カヤの大木

新年の始めは実家(仙台市柳生)の近くのカヤの大木の紹介です。

 昔は古い農家の屋敷内にあったのですが、今は宅地化された住宅地の中にぼつんと立っています。そばに社が祀られていました。
 カヤ(榧:Torreya nucifera) は、イチイ科カヤ属の常緑針葉樹です。
日本の東北地方から屋久島にかけての地域、朝鮮半島に分布しており、これらの地域で暖帯林、山地などに散生しています。日本では群馬県、福島県あたりが北限となるとありますので、宮城県のこのあたりが北限かもしれません。カヤは成長は極めて遅いが寿命は長いのが特徴です。日本最大のカヤは、福島県桑折町にある万正寺の大カヤ(樹高16.5m、幹周8.7m、推定樹齢900年、福島県の天然記念物)だそうですが、このカヤも立派な大木です。
 

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