2014年11月18日火曜日

西公園のサザンカとスズメバチ

 西公園で撮影しました。たぶん越冬中のオオスズメバチの女王だと思います。夢中になってサザンカの花に頭をつっこんでいました。最近は西公園にもスズメバチ注意の看板がでています。恐れられているスズメバチも、寒空の下でどこかはかなげでした。

サザンカ(学名:Camellia sasanqua)は、ツバキ科の常緑広葉樹です。秋の終わりから、冬にかけての寒い時期に、花を咲かせます。
 日本では山口県、四国南部から九州中南部、南西諸島(屋久島から西表島)等に、日本国外では台湾、中国、インドネシアなどに分布しています。
 サザンカには多くの栽培品種(園芸品種)があります。野生の個体の花の色は部分的に淡い桃色を交えた白であるのに対し、植栽される園芸品種の花の色は赤や、白や、ピンクなど様々です。
 ツバキと非常に似ていますが、両者の区別点は、蕾がツバキでは葉の下につきますが、サザンカは上に付き、花が咲いてもよく見えます。またツバキは花がおわるとポトリと全体がポトリと落ちますが、サザンカは花びらがバラバラに散ります。
 ツバキ同様に種子より油をとったり、細工物の材としても使用されているようです。
                               記 阿部俊暢

参考資料
*野外植物民俗事苑


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