2014年7月22日火曜日

勾当台公園のキキョウ

勾当台公園の噴水脇で撮影しました。まだ梅雨開け前ですがキキョウです。

 キキョウ(桔梗:Platycodon grandiflorus)はキキョウ科キキョウ属の多年草です。日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布すしています。万葉集のなかでは秋の七草と歌われていますが、今頃より開花します。アサガオはキキョウの古名です。
 キキョウ(桔梗)の根は桔梗根という生薬です。牧野和漢薬草大図鑑には、”桔梗の煎剤はサポニンの局所刺激による去痰作用がある。サポニン類は顕著な溶血作用があるが、毒性は経口服用時にはきわめて弱い。鎮静、鎮痛、解熱作用のほか、抗炎症、鎮咳、抗コリン、血圧降下作用が認められ、去痰、鎮咳薬として、咳、痰、気管支炎、咽喉炎などに用いられる。”と記載されています。
 使用法は”気管支炎などに、桔梗根1回あたり2〜3gに甘草1〜2を加え、300mlの水で煎じて服用する。うるしかぶれには葉の生汁をすび”とあります。

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