今年(2015年)の、定禅寺通りのすぐ北側のビルの間にある春日神社のどんと祭の写真です。
どんと祭(さい)は、他地域では左義長やドント焼きなどと呼ばれる小正月の火祭りのひとつで、宮城県内を中心に小正月の前日の1月14日の夕方から行われています。最も有名なのは裸参りが行われる、大崎八幡のどんと祭です。当店のある定禅寺通りは、市の中心部から大崎八幡神社への道筋にあるため、毎年多くの裸参りの行列が見られます。毎年この日は小雪が舞うなど非常に寒い日が多いのですが、今年は穏やかな1日でした。
春日神社は、源義経が奥州に下ったさい同社に詣でここの柳に駒をつないだと伝えられている古い神社で、もともと今の立町内に鎮座していたものを藩政時代に北材木町(現在の場所)に遷座したものです。いつもは静かなビルの谷間のこじんまりとした社ですが、この日ばかりは、多くの人で賑わっていました。
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