2015年1月26日月曜日

春の気配?西公園のツバギorサザンカ

西公園で撮影しました。西公園に植えられているツバキやサザンカの中で1本だけ咲いていました。他は皆まだツボミです。
1本だけ咲いているツバキ?
ツバキのツボミ
ツバキ(椿)は、ツバキ科ツバキ属の植物の総称です。狭義には、ヤブツバキ(薮椿、あるいは単にツバキとも。学名:Camellia japonica)を指します。サザンカ(学名:Camellia sasanqua)は、ツバキ科の常緑広葉樹です。秋の終わりから、冬にかけての寒い時期に、花を咲かせます。
 ツバキは普通、3月末〜4月初めに満開になります。サザンカは11月の終わりごろに咲きます。一般には早咲きや遅咲きの品種もあるようです。ちなみに、サザンカは漢字では「山茶花」、ツバギは「椿」です。
 両者の区別点は、蕾がツバキでは葉の下につきますが、サザンカは上に付き、花が咲いてもよく見えます。またツバキは花がおわるとポトリと全体がポトリと落ちますが、サザンカは花びらがバラバラに散るといわれています。サザンカもツバキも多くの園芸品種があり、交雑種もあるようなのでどちらかはよくわかりません。フリー百科事典ウイキペデイアによれば、サザンカとツバキの交雑品種は、カンツバキ(寒椿) Camellia sasanqua Thunb. 'Shishigashira'と記載されています。
 


2015年1月15日木曜日

ビルの谷間のどんと祭り2015年

今年(2015年)の、定禅寺通りのすぐ北側のビルの間にある春日神社のどんと祭の写真です。



 どんと祭(さい)は、他地域では左義長やドント焼きなどと呼ばれる小正月の火祭りのひとつで、宮城県内を中心に小正月の前日の1月14日の夕方から行われています。最も有名なのは裸参りが行われる、大崎八幡のどんと祭です。当店のある定禅寺通りは、市の中心部から大崎八幡神社への道筋にあるため、毎年多くの裸参りの行列が見られます。毎年この日は小雪が舞うなど非常に寒い日が多いのですが、今年は穏やかな1日でした。
 春日神社は、源義経が奥州に下ったさい同社に詣でここの柳に駒をつないだと伝えられている古い神社で、もともと今の立町内に鎮座していたものを藩政時代に北材木町(現在の場所)に遷座したものです。いつもは静かなビルの谷間のこじんまりとした社ですが、この日ばかりは、多くの人で賑わっていました。

2015年1月10日土曜日

カヤの大木

新年の始めは実家(仙台市柳生)の近くのカヤの大木の紹介です。

 昔は古い農家の屋敷内にあったのですが、今は宅地化された住宅地の中にぼつんと立っています。そばに社が祀られていました。
 カヤ(榧:Torreya nucifera) は、イチイ科カヤ属の常緑針葉樹です。
日本の東北地方から屋久島にかけての地域、朝鮮半島に分布しており、これらの地域で暖帯林、山地などに散生しています。日本では群馬県、福島県あたりが北限となるとありますので、宮城県のこのあたりが北限かもしれません。カヤは成長は極めて遅いが寿命は長いのが特徴です。日本最大のカヤは、福島県桑折町にある万正寺の大カヤ(樹高16.5m、幹周8.7m、推定樹齢900年、福島県の天然記念物)だそうですが、このカヤも立派な大木です。