2014年7月8日火曜日

勾当台公園のアジサイ


東北地方もこれからが梅雨本番ですが、勾当台公園のアジサイです。

 アジサイ(紫陽花、学名 Hydrangea)はアジサイ科アジサイ属の植物の総称です。学名は「水の容器」という意味で、そのまま「ヒドランジア」あるいは「ハイドランジア」ということもあります。一般的に植えられている球状のアジサイはセイヨウアジサイ(ヒメアジサイ・テマリ咲きアジサイは別)であり、日本原産のガクアジサイ(Hydrangea macrophylla)を改良した園芸品種です。

 野外植物民俗事苑によれば、「あじ」は「あつ」で「集まる」との意味、「さい」は「真」で「藍」と同じで、青い花がかたまって咲くことから名付けられた、とのことです。
 有名なシーボルトは、アジサイをHydrangea otaksa Siebold et Zuccarini と命名しています。この名前は正式には認められていませんが、後に有名な植物学者の牧野博士が、シーボルトが愛妾の楠本滝(お滝さん)の名を潜ませたと推測したところから、様々な憶測が生まれ現在にいたっています。

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