2014年7月15日火曜日

県庁前の花時計

 今回は、宮城県庁前にある花時計のご紹介です。


 花時計(はなどけい)とは、花壇と時計が一体となった時計のことです。宮城県のWebページによれば、県庁正面の花時計は、明治100年事業のひとつとして昭和43年(1968年)10月に作られたもので、現在のものは2代目とのことです。四季毎に植え替えるそうです。以前ご紹介したときは、冬用のハボタンが植えられていました。
 http://jyo-herbgallery.blogspot.jp/2012_10_01_archive.html

 今植えられているのは、花壇などの植栽でお馴染みである、木立性のベコニアのセンパフローレンスだと思われます。
 ベゴニアはシュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草で、世界の熱帯から亜熱帯に2000種以上が分布すると言われています。センパフローレンスはブラジル原産種ククラタの変種フーケリー〔B. cuculata var. hookeri〕(以下、フーケリー)を元として改良された園芸品種の総称です。豊富な色彩で、春から秋まで長期間花を咲かせ、草丈が低く株姿もキレイにまとまるなど利点が多く、花壇やコンテナ、寄せ植えなどに広く利用されています。公共花壇にもよく使われているので、ベゴニアの中でもっとも身近でよく見かける品種です。
 花色は白、ピンク、赤などがあります。本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、日本では冬の寒さで枯れてしまうこともあるので、一年草として扱かわれることが多いです。勾当台公園や、西公園の花壇にも夏から秋にかけて植栽されています。
定禅寺通り中央緑道の花壇のベコニア


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