宮城県庁前の勾当台公園の花壇の脇の芝生の中に立っていました。花も咲いていました。ハーブテイーのリンデンフラワーです。教室で教えていながら、ここにあるとは知りませんでした。ドイツでは運命の樹といって、子供が生まれると成長を願って植える習慣があったそうです。どこの田舎にいっても協会や泉の側にリンデンがあるとのことです。シューベルトの有名な歌曲【菩提樹】の中の樹はこのリンデンです。曲のなかの泉の側にたたずむリンデンもこうして植えられたのかもしれません。勾当台公園のリンデンも堂々とした風格でゆったりとたたずんでいました。
甘い香りを漂わせるリンデンのハーブデイーは心身の緊張を和らげる効果があり、お休み前の一杯は質の高い睡眠をもたらします。
リンデン
学名:Tilia europaea
和名:西洋ボダイジュ(西洋シナノキ)
使用部位:花部、葉部
主要成分:フラボノイド配糖体、粘液質、タンニン、フェノール酸、精油
作用:発汗、利尿、鎮静。
*メデイカルハーブ検定テキストより
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