2018年1月8日月曜日

蔵王権現?

刈田嶺神社(里宮)

1月6日参拝した刈田嶺神社の写真です。刈田嶺神社(かったみねじんじゃ)は、蔵王エコーラインや御釜で有名な蔵王連峰の宮城県側、刈田岳東麓の遠刈田温泉にある神社です。刈田岳(標高1,758m)山頂の「刈田嶺神社」と対になっており、山頂の同名社を「奥宮」、当社を「里宮と言います。神体は、夏季に山頂の「奥宮」に、冬季は麓の「里宮」にと、両宮の間を季節遷座しています。https://ja.wikipedia.org/wiki/刈田嶺神社_(蔵王町遠刈田温泉)

刈田嶺神社より望む蔵王連邦

 蔵王連邦の『蔵王』とは、日本独自の山嶽仏教である修験道の本尊である蔵王権現(ざおうごんげん)にちなんだ名前です。蔵王権現は、インドに起源を持たない日本独自の仏とされており、奈良県吉野町の金峯山寺本堂(蔵王堂)の本尊として知られています。
 蔵王の名称は、白鳳8年(679年)、大和国・吉野山から、修験道の祖として有名な『役行者』が、蔵王権現を現在の不忘山(宮城県側)に奉還し、周辺の奥羽山脈を修験道の修行の場としての「蔵王山」と称したことに由来すると伝承されています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/蔵王権現

蔵王参りの碑?

 その後蔵王山は修験堂の聖地としていくたの盛衰を繰り返してきました。
石碑には、麓の遠刈田温泉は江戸時代末期になると蔵王山に参る人々で賑わったと記載されていました。明治維新時の『廃仏毀釈』により「蔵王権現」は改称され、現在の刈田嶺神社は天水分神および国水分神」の2神が祀られています。

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