2011年8月3日水曜日

シャクナゲ?



錦町公園に赤と白の花が並んで咲いていました。葉の形からするとシャクナゲの1種だと思うのですが?
シャクナゲ(石楠花、石楠花)
ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属の低木の総称です。
主として北半球の亜寒帯から熱帯山地まで広い範囲に分布しています。野生状態でも変種が数多く、また園芸植物としても数多くの品種があります。
葉にロードトキシンなどのケイレン毒を含む有毒植物です。
ロードドキシンはジテルペン系の化合物で、他のツツジ科の有毒植物(レンゲツツジ、アセビ)などに含まれる有毒物と同一の物質です。
日本では江戸時代より、民間で利尿や強壮剤として用いられていますが、中毒例もあり安易な使用は控えたほうがよいようです。
漢方薬の石楠葉は別の植物(バラ科のオオカナメモチ)です。

参考文献 道衛研報 53-56(2009)  シャクナゲ葉による中毒事例ほか


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