仙台市生まれで日本クラシックバレエ界の先駆者、東勇作(1910~71年)の銅像です。もともとこの銅像は、RKB毎日放送(福岡市)敷地内に1958年から置かれていたことを公益社団法人日本バレエ協会の薄井会長らが聞き付け、同社から譲り受けたものだとのことです。薄井会長は「私たちの師匠だった東は長い間存在を忘れられていたが、故郷の仙台に銅像を移すことで功績を後世に伝えたい」と、仙台市に寄贈することを決め、このたび里帰りとなったとのことです。西公園通りをはさんだ向い側の立町小学校、広瀬川の対岸にある仙台2校(旧仙台2中)は東勇作の母校です。
銅像は故郷に帰り、落ち葉の中ひっそりたたずんでいました。