2020年1月26日日曜日

蔵王の日帰り温泉とエコーラインの大鳥居

蔵王エコーラインの大鳥居

 冬といえば温泉と雪でしょうか。1/18日に蔵王の遠刈田温泉の日帰り温泉に行ってきました。遠刈田温泉の温泉街を抜けて車で10分ほど走ると、蔵王エコーラインの大鳥居が見えてきます。いつもはエコーラインへの車で混雑する場所ですが、今は冬季閉鎖期間中のため通過する車もほとんどなく静かでした。
ルルブモールサイトの情報によれば、この地点はかつて蔵王大権現への参詣路にあった弐の鳥居があった場所で、昭和37年(1962)の蔵王エコーライン開通を記念して昭和44年(1969)にこの大鳥居が建てられたとのことです。
供養塔と歌碑
歌碑の解説
いつもは通過するだけなのですが、今回は写真撮影のために傍らの空き地に車を止めてみたら、大鳥居の傍らには歌碑と供養碑が建っていました。
 右側の歌碑は、宮中歌会選者でもあった歌人の香川進がこの地を訪れ蔵王の大きさに魅せられて読んだ歌を記念した歌碑であると記載されていました。
 左の苔蒸した碑は寛政6(1794)年に壱の鳥居を建てたときの供養碑のようです。おそらくは蔵王エコーライン建設による壱の鳥居の撤去に伴ってこの場所に移されたと思われます。ネット上で調べてみましたが詳しくはわかりませんでした。
 今は車で簡単に行ける蔵王山ですが、今でも霊山であり、まさにここは霊山蔵王の入口なのだと実感しました。
アクテイブリゾーツ宮城蔵王
 さて、今回ご紹介の立ち寄り湯は、アクテイブリゾーツ宮城蔵王(旧蔵王ロイヤルホテル)です。事前に確認したWebサイト(https://www.daiwaresort.jp/zaou/index.html)では、日帰り入浴は12時〜21時、料金は一人1000円となっていました。入口を入ると広いロビーがあり、入浴用の券売機がありました。JAFの会員はカードを提示すると半額になるとのことで、フロントの女性の方が丁寧に教えてくれて思わぬ得した気分になりました。
 浴室は広々としていており、大きな浴槽とサウナ、屋外にも2つの浴槽があり、ゆっくりとリラックスすることができました。泉質は遠刈田の温泉街の茶色の湯とは違って透明で優しい肌触りでした。また、ホテルのレストランでランチを食べることもできます。シーズンオフのため宿泊客も少なく静かでゆっくりすることができました。
 遠刈田温泉の公衆浴場のいかにも温泉という感じもいいが、ゆったりしたリゾートホテルもまたいいなと感じた1日でした。



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